幼稚園選びについて
先日、長女の卒園式がありました。
長女「もう幼稚園行かなくてすむ〜!うれし〜!だって◯◯先生(担任)怖かったんだもん!」と、卒園式では終始笑顔でした。
でも夜になると「お友達と会えなくなるの寂しい…」と涙がポロリ。
長女は、長男とは違う幼稚園に通いました。
幼稚園を変えた理由は主に3つあります。
1. 長女自身が長男と違う幼稚園の方の遊具に惹かれ、行きたがった
2. 私が長男の幼稚園(数人の先生)に不信感を持っていた
3. 長女の幼稚園の方が、親のお手伝いが少なかったり延長保育が充実していたりと、働いてる私にはありがたかった
園を変えたので、つい比べて見てしまうのですが、どちらの園もそれぞれ特徴がありました。
長男の卒園式では、一人一人壇上で証書をもらう前に、園生活でできるようになったことを述べたり、園児の別れの言葉などしっかりしていて、厳かな式でした。
長女の卒園式は、園児が多いので五人まとめて壇上に上がって証書を受け取り、一人一人の発表はなくて別れの言葉も短く、ワーンワーンと泣き声を上げる子もいて、アットホームな式でした。
昨日長男に幼稚園のことを覚えているか聞いたら、「◯◯君に意地悪されたこと覚えてる」って。
長男の口から出たA君には、何回か乱暴されたことを私も知っているのですが、A君は誰に対してもそういう感じだったので、深刻に受け止めていませんでした。教室から外に落とされて頭を打ったときがあるのですが、先生から「わざとじゃなかった」と説明があり、私も仕方ないと思うしかなかったのですが、長男はこのことがトラウマになっているようでした。
私的には他のB君とのトラブルの方が半年ほど続いていたので、そちらの方が嫌な思い出かなと思っていたのですが、そちらは園にちゃんと対応してくれるよう訴え、最後は仲良くしていたので、長男はもうB君とトラブルがあったことすら忘れているようです。
私の認識と子供の思いにギャップがあったことにショックを受けたのですが、周りがちゃんと真摯に対応したかどうかで、忘れられない嫌な思い出になってしまったんだなと、今になって反省しています。
かく言う私も、幼稚園の思い出といえば、先生に「男子に意地悪されている」と相談したら、「自分でなんとかしなさい!」と何もしてくれず、逆に自分が怒られた嫌な記憶しか残っていません…
長女の通っている幼稚園はお寺が経営していて、「いいことも悪いことも、みんなが何をしているのか、のの様(仏様)がしっかり見ているからね」と子供達に教えていました。先生も園児同士のトラブルを都度話し合いをさせて解決してくれていたように思います。
長女の園の卒園式では、泣いてる子供が多かったというのがまず長男の卒園式と違うところでした。それだけ幼稚園が好きな子が多かったのでしょう。泣いている子達を先生が無理に静かにさせるようなこともなかったので、子供達がざわつく場面もありましたが、子供を温かくのびのびと育ててくれていたのが垣間見れたように感じました。
最初は宗教色のある幼稚園はどうかなーなんて敬遠していましたが、うちは仏教でお寺にもお世話になっているし、仏教行事も身近なことで、のの様がちゃんと見てるよと教えてくれるのも、道徳心を育んでくれてとても良かったです。
次女もまた、長女と同じ幼稚園でお世話になりたいなと思っています。